2月2日(金)湯浅誠フェロー
講義名【子ども食堂と私たちの地域・社会】

【学生の学び】

  • 人にとって居場所の数は多いほどよい、「どこも・どこかに」という話がありました。福祉に関する施設だけでなく、常連さんが集まる店やお稽古事の教室なども居場所になることもあると思います。相手を肯定的に受け入れられる人、気配りのできる人がいるとそこにいる人は心地よいのかもしれません。居場所作りには、その場を運営するマネジメント力、企画力も必要と感じました。
  • 「居場所づくり」の主役はつくる人ではなく、必要としている人だという思いがあったので、「居場所づくりは『誰かの居場所になったらいいなと思って場をつくる』こと」というお話がとても印象に残りました。
    その誰かの中には居場所づくりをしたいという本人も含まれるかもしれない。そう考えると地域の高齢者サロン等でよく聞かれる担い手不足の問題は、担い手といわれる人たちにとってそのサロンが必要な居場所というより、負担のかかる場所になっているというズレから生じているのかもしれないとも思いました。
  • 今回の講義をきっかけに、自分が勤務している高齢者施設と繋がりがもてないか、施設入所されている利用者の居場所作りについても、検討していきたいと感じた。新型コロナが発生後、現在 5 類となった今でも、高齢者にとって感染防止対策は必須であり、日常生活やその支援にも感染防止を目的とした活動の制限がされている。
    人生の最期となりうる可能性のある特別養護老人ホームにその居場所は見いだせるのであろうか、今後、サービスの質の向上に取り組む上で大きな課題であると考えると強く感じました。

  

  

2月9日(金)松端克文フェロー
講義名【コミュニティと共に実践する社会福祉施設】

【学生の学び】

  • 「疑似包摂化」という言葉を教えていただき、これまでに感じていた違和感がこの言葉に集約されていることに気づきました。一例として、不登校の生徒への支援について、「ありのままでいい」というメッセージと「不登校を解消する」という両方のメッセージを発信している自治体に向けて、「結局あなた方はどうしたいのか」という質問が浴びせられたときに、自治体職員が明確に答えられないという事案に遭遇したことがあります。地域共生社会やみんなちがってみんないいという言葉は優しく聞こえますが、支援者側の思いを語れない場合は使うべきではないと感じました。
  • 一貫して「社会」の福祉、あり方に視点をあてておられたことがとても印象に残りました。
    自助や自己責任を求められる社会において、自助ができないほど弱っている人に自助を担わせるような無神経さを顧みる必要があるということや、生きづらさは個人の問題としてではなく社会の中に自分の居場所がない状態ととらえるべきであるという、あくまでも社会の問題として考えることが「社会福祉」という分野には必要だと。その中で居場所の大切さ、とりわけサード・プレイスがあることがいかに人の幸せに大きくかかわるかということを改めて考えさせられました。地域の居場所づくりということを普段から取り組んでいますが、どういう居場所が誰のために必要なのかということ、コミュニティのもつ意味など、「目の前のその人を大切に」再度話し合いながら進めていきたいと思いました。
  • 行政などからも求められている、生活困窮者支援の為の参加支援での居場所づくりの必要性やコミュニテ
    ィの場の重要性は実感していますが、地域に目を向けると、社会の中に自分の居場所が無く、且つ経済的にも困窮している方が非常に多く見受けられます。そんな中でも、自分が担当している地域では今、みんなが来れる居場所を目指して、ボランティアグループとひきこもり気味の若者たちのグループと協働で立ち上げる準備を進めており、引きこもり経験者や現にひきこもりの方だからこそ同じ気持ちで受け止められるコミュニティを提供していきたいと準備を進めています。

   

   

2月16日(金)空閑浩人フェロー
講義名【社会福祉専門職に求められる『価値観』と『人間力』】

【学生の学び】

  • 『あなたは決して一人ぼっちではない』を伝え続ける営みがソーシャルワークであることとお聞きし、自身もそのように感じますが、それまでの経緯等でそのことをご本人に伝える・ご本人が感じてもらえる難しさも感じます。物理的な話だけでなく、精神的な捉えとしても『誰かが一緒にいる』ことは大切だと感じるので、これからも『一緒にいる』ことを続けたいと思いました。
  • 普段本や漫画、ドラマなど見ていてもついついやり過ごしてしまいそうな文字やセリフの中に「ふ
    くし」についてのヒントがいっぱい隠されていることに気づかされた講義となりました。また、その中でも相談者や地域の方との向き合い方のヒントもたくさんあり、特にドラマ“サイレント”の「そんなに一生懸命話されてもなにいってるかわかんないから・・・」の言葉にハッと気づかされるものがあり、日頃の業務の中で、相手のことを考えていたのか?上から目線で難しい言葉を並べていたのではないか?同じ広報を向いて寄り添えていたのか?と改めて考えるキッカケとなりました。
  • 『あなたは決して一人ぼっちではない』を伝え続ける営みがソーシャルワークであることとお聞きし、自身もそのように感じますが、それまでの経緯等でそのことをご本人に伝える・ご本人が感じてもらえる難しさも感じます。物理的な話だけでなく、精神的な捉えとしても『誰かが一緒にいる』ことは大切だと感じるので、これからも『一緒にいる』ことを続けたいと思いました。
    『silent』の話の中で、『そんなに一生懸命話されても、何言っているかわからないから』というフレーズも考えることの多い部分だと思いました。支援者側が『頑張って説明している・提案している(専門用語をたくさん使いながら)「つもり」』では支援は進まず『本人に分かるように・伝わるように伝える』ことを今後も意識したいと思いました。
    【生きている限り、『可能性』は無限にある!】を大事にしたいと思います。

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