湯浅 誠

社会活動家、東京大学先端科学技術研究
センター特任教授

湯浅 誠(ゆあさ まこと)

 日々現場で実践している人が学ぶことには、学生時代とはまた違ったメリットがあります。学びをすぐに現場で試せるからです。すると、学びが深まります。自転車の乗り方という本を読んで、自転車に乗れるようになった人はいません。乗って転んで学びます。本講座も座学で終わればそれまでです。現場で試して、乗って転んで、身につきます。自転車に乗るように――そんな気持ちで受講いただける方をお待ちしています。

尾崎 史

認定特定非営利活動法人あさがお理事長

尾崎 史(おざき ふみ)

 県外出身の私は、学生時代から滋賀県にはとても憧れを抱いていました。当時、本や映像で紹介されていた福祉の様々な取り組みが強く印象に残っていたからです。ご縁があり、この地に住み着いて、ここで働き、悩み、学び、仲間を得ました。福祉の実践は悩むことの連続ですが、その悩みを力に変えて、現場にお返しするための新しい学びが「えにしアカデミー」です。皆様、お待ちしております。

沖田 行司

びわこ学院大学学長

沖田 行司(おきた ゆくじ)

 教育はグローバルな、世界に共通する部分を持ちながらも、民族や文化により、個性豊かな人間形成の思想をもっています。私たちは前者を重視するあまり、後者には関心を向けなくなっています。近江聖人と呼ばれた中江藤樹、松坂の町人の本居宣長、朱子学を批判した貝原益軒の教育思想を通して、人間形成の思想を考えたいと思います。。

渋谷 篤男

日本福祉大学福祉経営学部(通信教育)教授

渋谷 篤男(しぶや あつお)

 ご自分の仕事や活動を掘り下げることも大切ですが、学ぶ仲間同士で交流して視野を広げることが楽しいと思います。時に対立することもあります。でもだからこそ、新しい世界も広がります。そして、ニーズを見る目が磨かれます。

北野 誠一

社会福祉法人西宮市社会福祉協議会
共生のまちづくり研究研修所所長

北野 誠一(きたの せいいち)

 滋賀県全域における重層的・包括的な相談・支援体制のヴィジョンが、生み出され・沸き上がってくるような、そんな面白くて刺激たっぷりの講義やゼミメンバー会議等が、満載です。アカデミー生全員とフェロー全員の間で立ち起こる《相互エンパワーメントのドラマ(物語)》是非、お立合い・お立合い!!

原田 正樹

日本福祉大学学長
日本地域福祉学会会長

原田 正樹(はらだ まさき)

 地域共生社会を実現していくためには、制度や仕組みを変えるだけではなく、私たち一人ひとりが意識や支援を変えていく必要があります。同時に私たちは、地域の差別や偏見に働きかけていかなければ、地域は変わりません。そうしたことを皆さんと学び合っていきたいと思います。

金子 秀明

社会福祉法人さわらび福祉会理事長

金子 秀明(かねこ ひであき)

 対象者に限りなく関心を寄せ、真剣に向き合うからこそ悩み、考え・・・学ぶ事で実践は深まっていきます。えにしアカデミーはフェローも学生同士も、双方向に学び合う場です。そこで生まれた「つながり」が自分自身を次代の滋賀の福祉を更に高めていく力になると信じています。ともに集い、学び合いましょう。

牛谷 正人

社会福祉法人グロー理事長

牛谷 正人(うしたに まさと)

 「ニーズに応えることが福祉の仕事ではない。彼らの暮らしと向き合えばそこに気づきがあり、それをどうすれば良いのか考え実践することが生涯をかけた福祉の仕事である」 40年近く前、大学の卒論で訪ねた信楽で池田太郎氏からいただいた言葉です。制度から発想するのでなく、暮らしから発想する滋賀の取り組みを引き継いでもらえる人とともに滋賀の未来を考えたいと思います。