12月1日(金) 金子秀明フェロー
講義名【 見えないものを見る力】

【学生の学び】

  • 金子フェローの体験に基づき事例の数々を伺った。障がいのフィールドの立ち上げから現在に至るまでのご苦労と歴史を伺い、家族の思い・地域の理解と協力・ハード面・制度面・人材の確保など多くの課題と向き合ってこられたんだと深く感じた。人とふれあう中で、その人の思いに寄り添う支援を実践されてきた体験には、人を引き付けそして動かす力を感じた。
  • フェローから教えていただいた「何が必要とされているのか気づく力、事業を作り出すために仲間を集める力、行政や施策に熱を持って訴えていく論理性」この3つの力を意識して、これからの福祉現場生活に精一杯向き合います。
  • 意志の伝達ができにくい人たちからニーズを汲み取るには、分野関係なくその人に寄り添うことだと講義を通して改めて再認識しました。仕事の無駄を見直し、入居者、職員とか関わる時間を取れるように取り組んでいきたいと思います。
  • 金子フェローが話してくださったいくつものエピソードは、どれも心に響くもので色々と考えさせられました。ただ寄り添うということは本当に難しいことだと思います。否定もせず、肯定もせず、ただ思いを寄せて相手に寄り添うことは、人と人がつながる上で大事なことで、寄り添うことでしか見えてこないものがあるのかなと思います。私もそのことを心に留めていきたいです。

  

12月15日(金) 永田 祐フェロー
講義名【包括的な支援体制の構築】

【学生の学び】

  • 7,8年前に生活困窮者自立支援法や新たな時代に対応した福祉の提供ビジョン、そしてわがごと丸ごとの地域共生社会が言われだしたころ、地域担当部署におり、その後の動向が気になっていたので、本日、現在の地域福祉関連の国や事業の目指すものを分かりやすくまとめてお話いただき、とても有意義な場となりました。
  • えにしアカデミーでの地域福祉の学びを通して、地域とつながりを持つために社会福祉協議会や民生委員等との連携を強化し、社会福祉法人による地域における公益的な取り組みを検討していこうと考えております。しかし単独で地域ニーズに則した取り組みを実現すればOKというわけではないため、地域共生社会を実現するために包括的な支援体制と一体的に考える必要があるため、専門部署を含めた地域との相互の連携が非常に大事になると感じました。
  • 講義を通して、もっと誰のために、どんなことをしたいかという「ロマン」を語り合うことや、今すでに取り組めていること、嬉しいエピソードを伝えあって力に変える「場と仲間」が必要だなと感じました。
    そうしていろんな思いやアイディアを出し合って、誰もが活躍できる地域づくりをみんなでしていきたいなと思いました。

   

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