《集合講義》
12月8日(金)平田篤州フェロー
講義名【文を書く】

新聞記者・編集者として活躍する「ことばのプロ」である平田フェロー。
手紙や広報、報告書作成の役に立つ技術、知識、心について演習を交えながら学びました。
また、本講義は一般の方も受講できる公開講義でした。受講者の皆さま、ありがとうございました。

   


講義のようすを写真と共に振り返ります。

《写真1》演習課題に取り組む学生。

【学生の学び】

  • 「表現力」「広報力」といった伝達する技術を高めていくことは、私たちが困りごとのある人を支援する技術と同等に大切な技術である。なぜなら、私たちの願いを実現するためには、多くの人々の中でその願いに共感され、共有される中でこそ実現できるからである。誰もが幸せに感じられるような社会づくりの担い手である福祉に携わる私たちが、このことを意識しては発信していくことに取り組めば、目標とする「地域共生社会の実現」が一層進んでいくのではと思うところである。

 

《写真2》講義をされる平田フェロー。事務局も思わず聞き入ってしまいます。

【学生の学び】

  • 文を書く。私にはなかなか文を書く才能が無く敬遠していた存在でした。しかしながら、今日の平田フェローの講義は大変面白く、数多くの演習もあり、久しぶりに、文を書いてみたいなあと思った講義となりました。また、講義の中で一番印象に残っている内容が『心のなかにあるサンタクロースの部屋』。子ども時代を忘れることなく、また目に見えないものは心で見ることは日頃の業務でも是非活かしていきたい内容でした。
  • 前回のゼミの話を引用され、「マイストーリーからユアストーリーへ、そしてアウアストーリーへ(私のストーリーがみんなのストーリーになっていくことが大切)」という話が大変印象に残りました。地域福祉に携わる者として、支援を必要とされている人のストーリーにどれだけ共感を抱いてもらうことができるか、協力者や賛同者を募ることができるかということは、ストーリーテイラーとしての要素も含んでいると思います。フェローの講義を聞いて、身の回りの様々な課題、問題を個人の課題として終結するのではなく、私たちや私たちの地域の課題として考えることができる地域づくりを目指す参考にしたいと考えます。

《写真3》限られた時間内でことばを紡ぐ演習。緊張感あふれるシーンです。

【学生の学び】

  • 平田フェローの講義は、ドキドキ、でもワクワクしました。 答えはひとつじゃなく、又決まってない、見出しを考えることから、はじまり、写真が語るもの、メラビアンの法則、文を仕上げる原則、文を豊かにする原則、どれも興味深く、知らない事ばかりでした。
    文はすごい力を持っています。 身の丈に合った言葉を使い、こころを添えて、自分の伝えたいことを、書くようにしたいです。

   


《写真4》講義後、フェローを交えての交流会。皆さんの笑顔が印象に残りました。


《写真5》講義後、リラックスした表情でお話しされる平田フェロー。長時間のご講義ありがとうございました。

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