★★ 3月3日 藤井 博志 フェローの講義 ★★

講義名【地域住民・当事者の視点を大切にして地域に入る】

【学生の学び】

  • 講義を受けて、地域での自分の立ち位置、何をすべきなのか、これからどう動いていけばよいのかが、少し理解できた気がします。地域の住民がさまざまな意識を持っているという話を聞いて、関心の違いというのがすごく大事だと自分は思いました。関心がなければ、関心を持ってもらうための労力が必要になる。このえにしアカデミーで、自分の繋がりをつくり、地域社会での仕事がスムーズになることを目標に頑張りたいです。
  • 「ビル・リーの5つの活動視点」は早速職員と共有し、事業に込めた思い、願いがぶれないようにしていきたい。「地域共生社会を創る2つのアプローチ」のお話はとても印象に残った。これからも、目の前にいる人を大切に、その人が経験したこと、感じたことをなかったことにせず、大切にしていきたい。職員に本講義の伝達研修を行い、これまでの取り組みの意義を再確認し、次の支援へとつなげていきたいと思う。
  • 自分の地域での立ち位置を見直すことは、専門職としてこれからの自分がしなければならないことを見直すことにつながると分かった。高齢者施設は地域と親和的だが、障がい者施設に関しては偏見があり、地域との距離感の違いを理解することによりアプローチの仕方が大きく変わると感じた。当事者の考えが変わることにより、明るい社会をつくっていく。そのためには周りの考えも変えていく必要がある。今の自分の考えのみで行動していくのではなく、幅広い視点を持つことをしていきたい。

★★ 3月10日 湯浅 誠 フェローの講義 ★★

講義名【子ども食堂と私たちの地域社会】

【学生の学び】

  • 地域で相談支援に携わる中で、様々な課題を目にしています。完全な方法ではないけど、これをやってみてはどうだろう?と思うこともよくあります。そんな時、勝手に足かせをつけて動いていない自分がいましたが、まずは動き出してみよう。そんな風に感じました。フェローの「動いてみると周りが寄ってくる。動かないと何を考えているか周りはわからないから」という言葉を胸に、まずは一歩踏み出してみようと考えています。
  • フェローの話は、なんとなく閉塞感のある時代にあって、新たな時代づくりを話しておられるように感じました。平成・令和となり、多様・自由で連帯の薄れた時代なったと感じています。多様・自由を前提としつつ、緩やかな一体感の醸成に向け、みんなで国や地方の未来を考えるような、誰も疎外感を感じないような全員参加型の社会づくりが必要な時代になっていると感じています。
  • こども食堂は2012年に発足してから急速に増加していったということで、その場所、その場所で色々な苦労等あったと思うが、「民間なので、何が良くて何が正しいということではない。和風のカレーを出す店にインドカレーを出せと迫ることはできない。嫌なら行かなければ良いというだけのこと」という言葉が印象に残った。地元の方や企業ともつながりながら、オープンマインドで取り組み、すべての人がごきげんに暮らせる世の中になるように、自分自身も、法人としても地域づくりに参加していきたい。

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