★★11月11日 金子フェローの講義★★

【学生の学び】

 ひとことでいうと説得力があり、大変心に残る講義だった。

 ・金子フェローが最後におっしゃった「大きなことは出来なくても力になる」という言葉は、「それでも頑張ろう」と自分の背中を押してもらえたように感じました。大きなことはできませんが、今のくやしさ・やるせなさを忘れず、どうすればできるのか?をこれからも考え実践していきたいと思います。

・「共に生きる」地域共生社会の中では必ず出てくるキーワードですが、本当に実現するには人の価値観や様々な変化がないと実現には程遠いのではないかと感じた。「共に生きる」社会を目指していても、障がいのある方が『許しを得ないといけない社会』が現状である話には、息が詰まる思いだった。それぞれの「命の意味」を考えていけるような福祉人になっていきたい。

・同じ人間として生まれたのに、人として生きていくうえで当たり前の権利を享受することができない人がいるという事実には打ちのめされそうになる時もありますが、権利を勝ち得るために、諦めず、迷わず知恵を出し合って行動していきたいと思います。これからは、今まで以上に人材(人財)育成に積極的にかかわっていきたいと考えており、「福祉は巧の仕事であり、時間がかかる、だから育てていかなければならない」という言葉には勇気をいただきました。

★★11月25日 牛谷フェローの講義★★

【学生の学び】

・印象に残ったのは、クレヨンハウスでのお風呂の入る順番の話です。どんなことに対しても疑問を持つこと、当たり前のことを考えること、とても大切なことなんだと思いました。「この子らを世の光に」「どんな重い障害があろうと発達はある、発達保障の考え」「気づいた人間がアクションを起こす、自各社は責任者」このキーワードを胸に今後も講義をうけ、滋賀の福祉人になれるよう努力していきたいです。

・福祉に関わる私たちは、現場での臨機応変やオーダーメイドといった「その場」での「その人」への対応力や、その積み重ねから発見した「社会構造課題」について、時には運動を起こすといった、社会を変える力を巻き起こすことも大切であることを学びました。ムーブメントを起こすときは、素早く情熱的であることが一つのミソであると思いますが、冷静な判断こそよりよい社会づくりになると考えました。

・福祉現場で、利用者の家族の方との面談でも、様々な悩みをお聞きすることがある。使える制度や支援は限られていて、本当に必要な支援を受けることができていないと感じることが多々ある。私たち福祉に関わっている人間が声を上げていくことで、少しづつでも障害もをつ人が地域で暮らしていくことが当たり前になれるように行動していきたいと思う。

・自分はまだ虫の目と、少しの魚の目で物事を捉えられるようになったばかりの所で、鳥のように俯瞰的に捉え一個人のケースにとどまらずに事業や制度という観点にまで高めるのには至らない。今後の自分自身や施設での課題に取り組む上で、牛谷フェローに学んだことをしっかりと頭において取り組みたい。

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