★★12月10日 新崎フェローの講義★★

【塾生の学び】

・今までは、ボランティアを奉仕活動と間違って解釈していた。無償で活動されているため、ボランティアを積極的に活用することに抵抗を感じていた。「助けたい」という内発的な意思による行動という本来の意味を知り、ボランティアと専門職は「助けたい」という共通の意思をもった仲間であると感じることができ連携する上での抵抗感がなくなったように思える。今後は積極的に連携していこうと考えている。

・今回のお話の中で、強みと弱みを把握したうえで、コーディネーションスキル(つなぐ技術)を発揮する必要さを改めて感じました。このコーディネーションスキルに着眼しながらお話を聴いていると、全てのお話に通じることだと感じ、今後の実践に大いに活かせると思いました。

 ・「ボランティアは汗もかくけど、口も出す」参加することで一番に気づき提案できる立場にあるとお聞きし、少し考え方が変わりました。ボランティアという言葉で締めくくると何か特別な活動のように思いますが、人が困っていることがあれば、お手伝いをする、それだけでボランティアの活動になると思うと、自分自身大きく構えなくてもできることが多いのではないでしょうか。日常生活の些細なことからでも、人が困っていれば行動に起こすことを心がけたいと思います。

・「ボランティアは共に歩んでいく人。ボランティアは汗もかくけど口も出す存在であるべき。ただの安上がり資源ではない」という言葉がありました。自分自身、ボランティアの存在を「会場運営していく上でのマンパワー」という捉え方を少なからずしていたかもしれないと大いに反省をしました。「共に歩んでいく存在」である仲間であることを大切に思い、「ありがとう」の気持ちを忘れることなく、人と人とのつながりを大事にしていきたいと思います。

・「ボランティア自身の自己実現」という言葉が一番印象的だった。自分が楽しいと感じる事、やってよかったという達成感、誰かのためになった、必要とされたと思える経験、これらはとても重要で必要不可欠なものだと改めて感じた。日常業務の中でも「仕事だから」「当たり前」だからと業務に取り組むのではなく、「人とつながっている」と意識して業務に取り組む必要があると思った。また、職員だけでなく利用者様も自分の存在を認められる場所づくりをしていかなければいけないと感じた。

★★12月17日 野村フェローの講義★★

【塾生の学び】

・ケースを見つめてみるとニーズが見えてくる、その見えてくるニーズは自分の専門職だけでは解決できないかもしれないけど、この部分は自分でもできるかもしれない。見えている部分だけで支援をしようとするのではなく、関わり続けて、求めていることを見つけていきたいと思いました。そして必要な支援につなげる、ということについて、つなげる前に、自分がまずはその人とつながるということを大切にしていきたいと思いました。

・「サービスのアセスメント」と「ニーズのアセスメント」という言葉がとても印象に残りました。ニーズとはなにか、サービスのアセスメントではなく、ニーズのアセスメントをしているかということを自分に問いながら、目の前の課題に向き合っていきたいと思います。目の前の人が何を求めているのか?その視点でみて、ソーシャルワーカーとしてできることは何かを考える。このことを職場の仲間と共有したいと思いました。

・「不搬送事例」に対しての消防の取り組みの話を聞いて感動しました。実際、要支援者はいろんな支援の提案があったとしてもなかなか受け入れが難しい場合があり、ギリギリにならないとSOSを発信されない事が多いため、いざ発信されたタイミングで必要な支援に繋がるというのは、かなり有効なセーフティネットだと思いました。地域の消防の活動なども、機会があれば知りたいと思いました。

・コンピテシーの「のりしろ」の話はとても分かりやすく納得した。決して剥がれないのりしろになる。剝がれない、重なり合いを持たせる関係性をつくること。簡単なことではないが努力はしなければならないと思った。

・本日改めて、利用者のニーズの全体像を知り、そこに対するアセスメントを検討すべきだと学びました。また「私の課題と思えるか」という言葉に共感しました。人は興味が無い・自分の担当では無いと考えてしまうと、それ以上は考えないのではないかと思います。自身の興味や専門性を増やし対応することが最善かと思いますが、日々の業務や関わりの中で少しでも疑問に思うこと等に対して「常に考えて行動に移す」事がとても重要であると感じました。

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