★★11月5日 牛谷フェローの講義★★
【塾生の学び】
・共感できても、できなくても語り合い表現していくことが本当に大切だと改めて感じました。まずは、想いを「共有」するところから、もう一度しっかり始めたいと思います。
・学びの中だけでは気づく事が難しい様々な暮らしの中の課題に気づくには、気づく為の情報収集能力が必要であると感じました。日々の業務をこなすだけでは課題の本質的な解決には繋がらない、視野を広く持ち、どこにスポットを当てるべきなのかを考え、行動していきたいと思います。
・もう一歩踏み込んで自分が感じた困ったエピソードを、仲間との話し合いの中でズレや違いを恐れず語りあい、課題解決にチームとして進んでいけるような職場づくりをしたいと思います。
・実践、現場を真ん中におき、同じ思いで仕事をする人たちと、もっと語り合いたいと感じました。具体的には、その人から見る実践現場、その課題や、「足りているもの、足りないもの」について言語化し、常に歩みを勧められるようなエネルギーを現場に生み出したいと思いました。
・地域において様々な制度が利用できるようになってきても、申請主義、契約に基づいてサービスが提供される現状では対象者の援護を満足にすることは難しいと感じています。行政措置とサービス提供の狭間を、誰がどのように埋めるのか(できればワンストップで)について、先進的な情報を取り入れるよう努力したいと思いました。
★★11月12日 湯浅フェローの講義★★
【塾生の学び】
・社会的孤立に対してどう居場所づくりをしていくのか。行政として、いかに民民連携を促進し、官民連携で施策を展開できるか。個々の生きづらさに着目しながらも、それが全体の支援につながるという視点をもって、取組を進めていきたい。
・地縁・血縁・社縁の再生と創造を行い、すべての人が大切な縁で結ばれていること、つながっていることへの気づきから、自身や仲間、支援者がエンパワメントできるようなかかわりを目指していきたい。
・「なぜ」その包括支援が大事なのか、「なぜ」子ども食堂なのか、活動を紐解いて根拠を説明できることは、支援を呼びかけるときに説得力をもつことにつながり、自分自身の自信にもつながると感じました。専門性をどのように説明できるか、ソーシャルワークを自分のものとして語れるように精進していきたいと思います
・ソーシャルワークはAIではできないということを、うれしく思う反面、すごく技術を求められることへの責任感も感じた。自身がしていることは、限られた枠の中での支援にとどまり、テクニックはうまくなったに過ぎない。これはAIでもできる。AIに勝てる、AIではできないこと。今後の目指すソーシャルワーカー像を、分かりやすい例を出していただき説明していただき、勉強となった。
・「人は人でしか支えられない」「人と人を繋ぐことは、人にしかできない」という言葉が印象的でした。また「マルチリンガルな人にならなければ伝わらない」というお話には響くものがありましたので、“伝わるように伝える”ためにはどうしたらいいのかを考えてみたいと思いました。