★★11月19日 松端フェローの講義★★

【塾生の学び】

・「我々の語りが閉じられた言説で相手に響いているか」という言葉には単純にハッとさせられました。既にこの業界で働いている人にはあれやこれやと説法のように伝えてきたという自負はありますが、あくまでその枠の中で働いている人にしか伝わらない内容だったかもしれないと感じます。福祉の裾野を広げたいという目的の中、この気づきは今後必ず活きてくると思います。

・利害や損得な人にはひきつけられない。入口は損得勘定が働いていても、ひきつけ継続するには、損得を考えずひたむきさが必要という部分にも、大いにうなずきました。一人は無力。一緒にともに活動をすすめていくには、とても大切なことだと思います。

・何より大切なのは、様々な立場の人たちと徹底的に対話を重ねることなのかなと感じた。対立姿勢ではなく、一人の人として関係性を超えて話し合いをしていく。その中で、相互理解ができていく。もどかしくとも、それが共生社会に向けた一歩になるのだと思う。      

・「人は正しいから行動するとは限らない、わくわくが人を動かす」「感染力が大切」という点、今の自分が意識して取り組んでいかなければならない点です。単に制度説明などの中継者や説明者とならないよう、地域住民にわくわく感をもって共に考えていけるよう携わっていきたいと思います。

・職員が楽しく笑って仕事ができれば、施設利用者にも温かい気持ちが伝わり、今より笑顔が増えていく。そしてそれは職員の精神的な負担や離職率の減少にも繋がっていく。このような好循環が起こるよう努めていきたいと思います。

               

★★11月26日  金子フェローの講義★★ 

【塾生の学び】

・声なき声を聴きとれる大切さや、みんな違っていい地域づくりから、お互いを認め、助け合える地域づくりの大切さを感じました。福祉と縁のない、違いの中で自治を築いている地域で、共に生きる地域づくりを目指し、まずは一歩踏み出してみます。

・制度もなにもない中、福祉実践をされた話の中で、「共感する人を集める力」というキーワードがヒントになった。自分ができなくても、同じ思いを持つ者とのつながりを生かすこと。助けられ上手になること。これらがヒントになり、そういった意味では、えにしアカデミーのつながりを大切にしたいと思った。

・人それぞれの価値感は違う、個別性を大切にと言葉にするものの自分自身が価値観を押し付けていないか?自分自身のひとりよがりになっていないか、自己点検を行わなければと振り返る必要性を感じる事が出来ました。

・過去の経験、現場での実体験があるからこそ、これからに活かせるのだと信じ、自身もこれから様々な経験を積み、感受性を高め、知識を増やし、更にはそれを周囲の人や後世の人に伝えて繋げていけるような人材になりたいと思いました。

 ・常識や普通の「枠」があるのであれば、「こんな生き方があってもいいのでは」「こんな仕事の仕方もある」などの観点を持つことで、「枠」を柔軟に広げることが、私たちの仕事でもあるのかなと感じています。   

Infomation一覧へ