★★10月22日原田フェローの講義★★

【塾生の学び】

「日常の中に福祉があること、福祉そのものが生活の一部であることを教育の中に落とし込んでいけるような社会のあり方を考えていこうと思いました。そこをクリアしなければ、共生文化を根付かせていくことはむずかしいのではないかと、そのことを考える刺激となりました。」

「これからは、自分が当たり前に思って いて見えていない部分を振り返る意味でも、地域に対して「福祉のイメージ」について問いかけ、どう見えているのかを聞いていきたいと思いました。」 

「自身も昨年まで困窮者支援を行ってきましたが、対象者だけを捉えて支援を考えてしまっていたと思います。地域づくりを同時に進めていくことが、相互的な解決につながっていくということを学ばせていただきました。」

「「世帯」単位で考える意識を持っていきたい。検討に行き詰まったら、まずは個に戻って再検討しその上で世帯としての支援方法を検討するなど、世帯としてとらえることと、個としてとらえることのバランスを養っていかなければならないと思った。」

「日々の業務を行うなかで、在宅で生活を送っていられる高齢者は、その世帯にも課題(問題)を抱えておられることも多々あります。しかし、そこに気づいても何をどうすれば分からず触れずに終わることがほとんどです。そういった、事案を発見した時、次に「つなぐ」必要性を感じました。」

                                             

★★10月29日上野谷フェローの講義★★

【塾生の学び】

「戦後初の共同募金では 1200 億円募金があり、現在は 170 億円程度ということを知り驚きました。地域の関係性の希薄さ、見守りの低下など色々聞くことが多いですが、金額に表した場合でも共助の精神が薄れているのだと感じました。」

「専門職である自分自身が利用者や家族をとりまく地域の人と協働で支援 することが、地域つくりの第一歩 になる 。まず、利用者をとりまく地域の特性や強みを知る。家族を含む利用者のアセスメントから地域に視点を広げるようにしていきたい。」

「福祉人として、力の発揮のためには、実践が大切である 。ただ、それだけでなく、制度・技術や方法・思想や理念・近接領域の 学習が必要であるので、今後近接領域の学習もしていきたい。」

「自分自身の地域の民生児童委員について、地域のおたよりなどで名前に触れることがあっても、どのような方かは実際に知らないことなど、仕事で「福祉」に携わるが、自分の生活では「地域福祉」への関心が、恥ずかしながら薄かったのだと気づきました。」

「問題解決のプロセスのお話の中で社会福祉は誰にでも平等に与えられた「しあわせさがし・しあわせづくり」の権利と義務であり、地域福祉はその「しあわせさがし・しあわせづくり」を私たちが主体となってやっていくというものであると分かりました 。」

                                               

★★講義の様子★★

オンラインによる学びは時間の制約が少なく、「働きながら学ぶ」ということを実現しています。

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